自治体、地域住民の皆様へ

当社はバイオマス発電所の建設・運営をしています

計画・建設・運営の主な流れ

1本計画の前に説明をします。

  • 市町村をはじめ県へ説明します。
    →計画へのご協力確認
  • 地域住民の皆様へ説明会を開きます。
    →計画へのご協力確認
  • 周辺の環境や土地や水質の調査を実施します。
    →環境生活影響調査開始

2本計画を作成します。

  • 発電所の配置図等の計画を開始します。
    →環境に配慮した設計
  • 計画を地域の皆様へ説明します。
    →本計画のご確認

3建設します。

  • 環境に配慮した工事を実施します。
    →騒音・振動等に対する配慮
  • 工事の影響など問題があれば対応します。
    →影響を低減する対応

4商業運転を開始します。

  • 試運転を始めます。
    →想定した課題は解消できているか〔対処法を講じる〕
  • 発電所を本稼働し発電を開始します。
    →地域の皆様への対応はできているか〔継続検証〕
  • 稼働状況のご報告をいたします。
    →継続した地域の皆様への配慮と対応

5稼働後も地域の皆様へ現状を報告していきます。

  • 20~30年と発電事業は続きます。発電事業で気になる問題があれば、解決するように対応します。
    →長期にわたる信頼関係の構築

発電所ができると…

以下のようなデメリットが想定されます

騒音・振動
発生します。法律上の厳しい規定値内を達成します。そのうえでさらに低周波の抑制等の現実的な実行措置を講じます。
悪臭
発生します。特に「木のにおい」が施設近くではします。 この対策として、燃料である木材を保管庫内で管理し、倉庫外への臭気漏れを抑えます。
また、燃焼温度の適切な管理で完全燃焼をいたします。
大気汚染
発生します。ばい煙、粉じん、大気汚染物質が考えられます。 これらの保全対策として、まず法律や条例で定められた基準値を遵守します。
さらに設備の定期点検と整備の実施、フィルターによる除じん、燃焼温度の管理によりダイオキシン類の抑制に努めます。
土壌汚染
発生しません。法律の規定値の遵守はもとより、発電所の燃料は100%生物由来のバイオマス燃料のみの使用ですので 有害物質を含む燃料は一切使用しません。よって土壌汚染は発生しません。
水質汚染
発生します。ボイラーの冷却として水を利用します。 川や井戸から汲み上げた水を、川へ戻す前に設置した排水処理施設で中和処理、浄化処理、温度調整、流量調整を行い、 法律の規定値内に戻した水を適切に排水いたします。
交通渋滞
発生します。契約を結んだ森林組合や自治体、民間企業等バイオマス燃料の運び込みによるトラックの出入りが発生します。 この出入りに際して交通渋滞ばかりか騒音・振動なども発生します。当社では、この影響を最小限に抑える対策として、 搬入時間の分散化、深夜・早朝の受け入れ時間を制限、通勤時間帯の運行数の削減を検討します。 また、地元自治体へ交通網の改善整備等の要望も上げていき対応いたします。

以下のようなメリットが想定されます

雇用
生まれます。発電所内の多くの従業員は地域から採用します。発電所の規模にもよりますが30~50人の雇用の場が生まれます。
また発電所外の周辺地域においても、新たな雇用が生まれる可能性があります。例えば山で働く人の採用、燃料運搬にかかわる人の採用等が見込まれます。
地域産業
活性化します。バイオマス発電所ばかりでなく、発電所を取り巻く関係者らに新しい産業の機会が生まれます。 例えば山の管理、バイオマス燃料として収集作業と搬入搬出、発電所から生まれる燃え殻再資源加工による土壌改良剤等の商品開発と販売等です。
こうした地域産業の動きは、少しずつ広がって長期にわたる地域産業に貢献します。
電力
地域のエネルギーになります。発送電分離になれば、台風や地震等の自然災害で停電になった場合、周辺地域の災害用緊急電源となります。

子どもたちの教育の場として活用

これまで発電所を見学した方はいらっしゃいますか? 当社はただ発電所を建設して運営するだけではなく、子どもたちをはじめ、見学を希望される方を受け入れています。 施設の案内はもとより、どこから燃料が発電所にやってきて、どうやって電気に変わり、皆様の家庭に届くのか――そうした資源が循環する流れを学んでもらえる場としても 役立てていただきたいと考えています。

このページの先頭へ戻る